ストレスが起こるメカニズム
ここでは、どのようにしてストレスが起こるかを分かりやすくご説明します。
まずストレスの原因となる刺激を「ストレッサー」と言います。
ストレッサーは下記の表のように4種類の分類がありますが、要するに「不快な刺激」のことです。
ストレッサーの分類どのようなものがあるか?
- 物理的ストレッサー・・・寒冷、高温、熱傷、放射線、騒音など
- 化学的ストレッサー・・・飢餓、薬物、過食など
- 生物学的ストレッサー・・・細菌、花粉など
- 心理的ストレッサー・・・配偶者の死、離婚、試験など
このストレッサーが、視覚や聴覚や痛覚を通して「大脳皮質」という脳の一部に入り、次に「海馬」という場所に入ります。
海馬は生まれてからの記憶や思い出、経験が蓄積されている場所です。
ですから、海馬では今までの経験から「快適な刺激か、不快な刺激か」を判断します。
海馬で「不快」と判断された刺激が、「大脳辺縁系」という場所に伝えられます。
大脳辺縁系では不安や恐怖、怒り、悲しみなどの感情、情動が引き起こされます。
この感情、情動(いわゆる興奮刺激)が、脳の一部である「視床下部」という場所に伝わり、様々なホルモンを出します。
このホルモンが神経や免疫、内分泌(新陳代謝)に影響を与え、様々な影響を体に与えます。
短期的には涙が出たり、ドキドキしたりという反応が起こります。
長期的には、胃潰瘍や神経性のめまい、不整脈など、様々な病気を引き起こします。
このような過程で、ストレスが体に影響を与えていくわけです。
